ガラス花器のアレンジメント
暑い季節、ちょっと涼しげに
べラドンナ:青く涼やかな色の花がこれ。夏だから青、ということはないのでしょうが、涼しさの演出にはばっちりですね。
バラ:少し大きめ、サーモンピンク。このくらいの色でないと暑苦しくなってしまうかも知れませんね。
カラジューム:大きな目を引く観葉植物がこれ。こういう大胆な葉っぱがこれまた夏なんですよぅ。
トルコキキョウ:白いトルコキキョウはさわやかさ満点。何度も登場しますが、トルコキキョウは私の大好きな花のひとつです。今回は一重咲きですよ。
カスミソウ:ちょこちょこ加えているカスミソウ。これで水しぶき効果かな。
おはなコラム: 「カラジューム」
ブラジル原産のカラジューム。お里では年中あるのですが、日本の冬はどうやら越しにくいようです。今回は白い斑入りのものにしましたが、赤い斑入りもあります。
この葉っぱの形…ん?見たことあるな、と思われた方、それはサトイモ!!カラジュームはサトイモ科の植物です。切花としても良く出てきますが、観葉植物として鉢植えで楽しむことが多いようです。冬はさむくてくたっとしてしまうので、暖かいお部屋に入れてあげるか、いっそ球根(というかイモですね)で越冬させるか。
ちなみに茎には毒になる成分が混じっているようなので、くれぐれもかじったりチュウチュウしたりしないでくださいね!
ガラスの花器を使っていますが、写真ではあまりわからなくなってしまいました。
背の高い細身の花器だったので、それを生かして上下にすうっと伸ばしてみたのですが、どうですか?
【1】バラで上の高さをきめる
オアシスの真ん中にバラを高めに一本立てる。これが全体の高さをきめる。残ったバラは低めバランスをとりながらいれていく。これで幅きめとなる。
【2】トルコキキョウで下の位置を決める。
上に挿したバラと対象になるように、下にトルコキキョウを持ってくる。あまり満開に咲いていないくらいのほうがバランスが良いかも。
【3】ベラドンナで上下の肉付け
バラとトルコキキョウをベラドンナで肉付けしていきます。これでアレンジ全体の骨がしっかりしてきます。
【4】うめていきます
カラジューム、トルコキキョウでバランスを見ながら埋める。上限、下限は先に決めたものをこえないように。幅もです。最後に少しずつまとめたカスミソウを入れて完了!