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Words of Wisdom OK312: 英日対照・名言ことわざ辞典++
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「名言英語学習」体験ツアー: Pick Up! QUOTES E-2-J
Weekly: Aug. 20 / Daily: 41st
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〜読解編〜 ≪蒙霧升降〜ふかききりまとう頃〜八月二十日発行≫
□(o|o)r【REVIEW: THE LAST QUOTES】前回の名言、復習です。 When one door closes another door opens; but we often look so long and so regretfully upon the closed door, that we do not see the ones which open for us. --Alexander Graham Bell (1847-1922) 閉ざされた扉があれば、開かれた扉もある。なのに私たちはたいてい、閉ざさ れた扉の前でいつまでも恨めしそうにたたずみ、自分に向かって開かれた扉の 存在に気付かない。 ―アレキサンダー・グラハム[グレアム]・ベル (1847 -1922) ♭〜音声ファイルはこちら〜♪ ------------------------------------------------------------------ Great people just do what they can make themselves while others do nothing but what they can never make. --Romain Rolland (1866-1944) 偉人は自分のできることをする、他の人たちが自分たちの決してできないこと をやろうとしているあいだに。 ―ロマン・ロラン (1866-1944) ♭〜音声ファイルはこちら〜♪ _________________________________ \\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\ ★(#"")w【TODAY'S ENGLISH QUOTE】さて、今回の名言です。まずは通読。 One of the symptoms of an approaching nervous breakdown is the belief that one's work is terribly important. --Bertrand (Arthur William) Russel (1872-1970) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ■(?'')m【STEP 1: ENG-LISH】では適当な箇所で文を句切ってみましょう。 One // of / the symptoms // of / an approaching / nervous breakdown // is / the belief // that / one's work / is / terribly important. /// ■(;~~)q【STEP 2: "E"NG-L'I'SH】次に英語の要、主語と動詞をチェック。 ≪One≫ // of / the symptoms // of / an approaching / nervous breakdown // <is> the belief // that / 《one's work》 〈is〉 terribly important. /// ■(@^^)d【STEP 3: ENG-LISH to JAP-A-NESE】いよいよ対訳にチャレンジ。 One of the symptoms 徴候の一つ (→あまり良くない兆しですな、何の?) of an approaching nervous breakdown 迫り来るノイローゼの (→悶々) is the belief that とはその信仰 (→「その」信仰って「どの」信仰?) one's work is 自分の仕事が (→失敗したらどうしよう、私の責任だ…) terribly important. 恐ろしく重要だ(という信仰) (→…重圧が肩に▼) ■(*^^)v【STEP 4: JAPANESE】ここで全訳、名言の意味を確認しましょう。 ノイローゼの徴候の一つとして、自分の仕事は恐ろしく重要なのだという信仰 がある。 ―バートランド・ラッセル (1872-1970) ■(!^^)/【STEP 5: ENGLISH AGAIN】元の英文に再度触れておきましょう。 One of the symptoms of an approaching nervous breakdown is the belief that one's work is terribly important. --Bertrand (Arthur William) Russel (1872-1970) ♯〜音声ファイルはこちら〜♪ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★(^^)σ【POSTSCRIPT: EDITOR'S NOTES】最後に編者から一言、後記です。 哲学者として、また数学者として長年にわたり多彩な業績を残したイギリス人 バートランド・ラッセルは、首相経験者を祖父に持つ名門貴族の家系に生まれ 育ち、ケンブリッジ大学で初めは数学を、次いで哲学を学びました。 第一次世界大戦が始まると良心的兵役拒否を弁護して反戦運動を展開、危険分 子と見なされケンブリッジを追われた彼は、終戦の年ついに投獄されて半年間 獄中で生活します。戦争が終わってからもその急進思想が仇となり定職が得ら れず、著述と講演で何とか生計を立てますが、この過激な思想家の、特に教育 や性道徳についての論調には、常に反対の声が沸き上がりました。 意を決して渡米したラッセルは、いくつかの大学で教壇に立ちますが、第二次 世界大戦が始まるとまたもや彼に対する風当たりが強くなり、せっかく大学教 授に任命されても反対運動からすぐ無効になる始末、終戦の前年にはとうとう イギリスに帰ってしまいます。 帰国後、ラッセルは二十数年ぶりにケンブリッジ大学に復帰、戦後にはその功 績がようやく認められ、ノーベル文学賞を授けられます。その後も平和主義へ の情熱は衰えず、ベトナム反戦運動や原水爆禁止運動に長く尽力しました。 「ノイローゼの徴候の一つとして……」――自分に寄せる一族の過大な期待、 戦意高揚時に敢えて反戦を唱えることへの非難の嵐、大学を追い出された挙句 に囚われの身となった彼に対する周囲の冷たい目……情熱の人ラッセルと言え ども時にはノイローゼになりかけたこともあったでしょう。そういう危機的状 況下においていかに自分を、そして周囲を客観視するか、それこそが彼の、百 歳近い長寿と多彩な業績の秘訣だったのかも知れません。 \\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □o\o(V)【PREVIEW: THE NEXT QUOTE】次回の名言、予告です。 In wilderness I sense the miracle of life, and behind it our scientific accomplishments fade to trivia. --Charles Augustus Lindbergh (1902-74) _________________________________ 3123123\1231231\2312312\3123123\1231231\2312312\312312…  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┏┏┏ |
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