バレンタインアレンジメント
お花と一緒に心温まる記念日となりますように
ガーベラ：八重咲きで花びらの細かい種を使っています。水の入れ替えさえ丁寧にすれば長持ちしますよ。
スプレーカーネーション：ピンクの縁取りの白い花を使用。種類もいろいろで嵩もあり、使い勝手のいい花です。
ミニバラ：昨年のバレンタインアレンジにも登場した、ほんとに小さいミニバラ。カスミソウと比べても大きさが変わりません。でもしっかり棘のあるバラなんですよねー。
カスミソウ：かわいいプレゼントには欠かせません。華やかさがぐっと増しますね。
レザーファン：プレゼントの回りを締めるレザーファン。小さく切っても似たような形で使いやすい！アレンジの必需品ですね。
葉ラン：大きな葉っぱは今回はお花を包むラッピングとなりました。こんな使い方も
おはなコラム: 「葉ラン」
学名Aspidistra elatior Bl.。驚いたのは『葉ラン』なのにこの植物、ユリ科なんです。『大きなラン』をあらわす中国語の『馬蘭＜バラン＞』から由来しているようですね。もともとは中国の植物でしたが観賞用として渡来したようです。でも鑑賞するのは鉢植え、庭植え、生け花と方法はさまざなれど、すべて「葉」。花はどうなんでしょうね。ちなみに根茎は薬としての用法もあるようです。白い班が特徴でいろいろな出方があるようです。
ちなみにきれいに飾り切りして和食のお膳に登場するのはこれですよ。…といっても最近ではよっぽどのお店に行かないと、生の「ばらん」にはお目にかかれませんよね。
ガラスの花器に立てていますが、葉ランでラッピングしています。そのまま壁にかけたりもできますよ。
【１】葉ランでラッピング準備をする
葉ランは２枚使用。一枚ずつ先を尖らせた円錐状にまるめ、数箇所ホッチキスでとめる。柄はそのまま長く伸ばしておく。同じものを二つ作ったら円錐の先を重ね、柄の部分が左右に伸びるようにして重ね合わせる。ずれないようにホッチキスで押さえる。
大きさを合わせてオアシスを切り、サランラップかセロファンで巻いた上で、葉ランの先細りカップの中に納める。
【２】カーネーション・レザーファンで形をとる
スプレーカーネーションを切り分けて、大まかな形をとる。少し短めな花を３本ほど前方側面から前へ挿し、上部中央に少し高めに一本さす。この一本を頂点にしたカーネーションの三角形をつなぐように均等にさす。
レザーファンは小さめに切ってオアシスカバーに使う。背面はそれほど必要なし。
【３】ガーベラを挿す
上部中央やや低めにガーベラを挿す。これが全ての中心となるのでバランスよく！
【４】最終仕上げ
カスミソウ、ミニバラを均等に散らす。大まかなところはそれで完成。
最後に葉ランの柄を真ん中でつなぎ合わせ、バスケットのもち手のようにする。チョコレートのオーナメントを飾って完成。