テーブルアレンジメント
春の息吹満載!
パステルカラーに心がおどります。
花いっぱいの今回のアレンジです。どのお花のことを言っているのか、写真でわかりにくいかもしれません。こんなお花がはいっているんだなーと思ってもらえると、嬉しいです。
ラナンキュラス:メインとなる花。丸い形の花でゴージャスです。おはなコラムで紹介しています。
スプレー菊:一見マーガレット。でもほんのりあわいベビーピンクなんです。先生が惚れ込んで選んでくださった春の色。
全体をうめて、まとめるのに使いました。
スイートピー:春の花の代表。豆科のとてもいい匂いの花。
なでしこ:今回は淡いピンクを採用。意外と丈夫でつぼみが次々開いていきます。
ブルビネラ:黄色いなんとも不思議なコーンの形の花。とっても小さい黄色の花がいっぱいくっついているんですけど、うまく写真で表現できないようです…σ(^_^;)
バニーテール:野原で見かける「ねこじゃらし」にそっくりな草。地味ながらも春らしさをだしています。
ゲイラックス:器のふちを彩る、緑の丸く広いはっぱ。赤っぽい色もあります。
ミスカンサス:以前の「緑いっぱいのアレンジメント」でも紹介しています。細く、しゅっしゅっと遊び感を演出。『お花にリボンをかけて』とは先生の弁。
おはなコラム
: 「ラナンキュラス」
学名:Ranunculus(キンポウゲ科キンポウゲ属の総称)このRanunculus (ラヌンクルス)はラテン語のカエルに由来し、湿った場所を好むことにちなみます。
別名ハナキンポウゲ(花金鳳花)と呼ばれるように,キンポウゲ(金鳳花)の仲間です。 中近東やヨーロッパ東部の原産で、ペルシャ系、トルコ系、フレンチ系の三つに大別されるようです。花弁が幾重にも重なり、ボリューム感にあふれる花です。赤、ピンク、黄色、橙色、白などが多いようです。
花言葉は、魅力的、名誉など。春の贈り物にもいいかもしれません。
今回はお花の種類も多く、思いのままに自由にいける、と言う形になりました。私はどの方向から見てもいいようにコーン型にまとめたつもりなのですが。
【1】花器の周りをゲイラックスでカバーする
オアシスの周辺に沿って、大体均等にさしていきます。
あまり下向きにしないように。「床に並行」を意識したほうが仕上がりが良いようです。
【2】ラナンキュラス、ブルビネラで大まかな形をとる
私は今回ピンクのラナンキュラスを一番高いところに位置付け、オアシスの中心にまっすぐ立てました。あとはその花を中心に、十字を描くように、他のメインの花で形をとります。
【3】なでしこ、スプレー菊を使って成形
【2】で作った大まかな形に、なでしこ、スプレー菊で肉つけしていく。どちらも一本の枝にたくさんの花がついているので、丁寧に一つ一つ分けて入れること。花器をぐるぐる回しながら、均一に、抜けているところがないように注意しましょう。
【4】他の花材で整える
スイートピーはあまり細かくしすぎずに、アクセントとして使う。 バニーテールは花に埋まり過ぎないように、一定の高さを持っていけること。
最後にミスカンサスをちらす(←これが非常に難しい!けど、センスの問題です。先にもいいましたが、「リボンをかける」イメージを大切に)。